明日は初めてのマラソン大会!
でも、前日にどんな準備をしておいたらいいのか分からない!
そんなあなたのために、この記事ではマラソン大会前日の過ごし方をまとめました。
この記事を読んで、当日はベストコンディションで大会に臨みましょう。
マラソン大会前日の練習内容
先に書いておくと、前日にいくら頑張って走ってもタイムは伸びません。
極端に言えば、忙しい場合は無理に身体を動かさなくても良いと思います。
とはいえ、一日中ゴロゴロしていると身体中が凝り固まってしまうので、最低限軽く体操・ストレッチぐらいはしておきましょう。
ジョギングを行う場合
15~30分程度、無理のないペースでジョギングを行います。
また、2~4本程度の流しを入れる方も多いです。
フルマラソンの前日練習は翌日に疲労を残さないことが最優先です。
とにかく、やり過ぎないことだけ気を付けてくださいね。
1000mの刺激走を行う場合
大会の前日にジョギングだけでなく「前日刺激」を行う方もいると思います。
これは1000m程度の距離をある程度スピードを出して走る練習です。
日本の中学校・高校・大学の陸上部では大会前日にこの刺激入れが行われる場合が多く、その名残でフルマラソンをメインにする市民ランナーにも浸透した調整方法です。
この調整の狙いは、疲労が残らない程度にスピードを出して身体に刺激を入れておくことで身体の動きを良くすることです。
ただし、レースペースが遅いため、フルマラソンをメインにする市民ランナーは無理に行わなくても良いでしょう。
実際、海外の選手はトラック競技~マラソンまで、ほとんどの場合前日刺激を行っていないようです。
マラソン大会前日の食事
消化の良いものを食べるように心掛けてください。
ステーキや揚げ物、刺身などは試合後に取っておくのがベター。
お酒も控えた方が良いですね。
とはいえ、あまり気にしすぎてもストレスになるのでほどほどに。
「うどんに油揚げやかき揚げは入れたらダメですか?」
「おかずに炒め物があったらダメですか?」
「ビール1杯ぐらいなら大丈夫?」
こうやって疑心暗鬼になることが一番良くないです。
特に観光を兼ねたマラソン大会出場の場合、地域の特産品など食べたいですよね?
矛盾するようですが、食べたければ食べて、飲みたければ飲みましょう。
(でもせめて、食べ過ぎ・飲み過ぎには気を付けてくださいね)
大会の持ち物準備
大会に持っていく荷物は前日のうちに準備しておきましょう。
寝る直前だと目がさえてしまうので、遅くとも夕食を食べる前には済ませておきたいですね。
もしもこのタイミングで買わなければいけないモノが出てきても焦らないでください。
別のもので代用できたり、今から買いにいけるものではありませんか?
大規模なマラソン大会であれば、大抵のものは会場で売っていますよ。
準備するものはこちらの記事を参考にしてください。
起床からレースまでの行動シミュレーションをする
朝起きてから、レースまでの間に何をするのか、頭の中で思い描いてみましょう。
・朝食を食べて、顔を洗い、トイレに行く
・●時の電車に乗って、●●駅で降りる
・会場には●時に着く
・会場で受付の位置はどこか、どこで着替えるか、荷物はどうするのか
・スタート前のトイレはどこで行くか
・ウォーミングアップで何をするか
・●時にスタートラインに向かう
こういったことを事前に整理しておくと、忘れ物やスケジュールのミスに気付きやすくなります。
さらに、もしも予定が狂った場合のことも考えておきましょう。
予定していた電車に乗れなかったり、道が混んでいて予定していた時間に会場に着けないといったことはよくあることです。
余裕を持った時間設定にしておいた上で、不測の事態が起きても焦らないようにシミュレーションしておきましょう。
大会当日に「走ることだけに集中できる環境」を作ることが大切です。
睡眠の取り方
無理に普段の睡眠時間と大きく変える必要はありませんが、できれば6時間以上は寝ておきたいですね。
大切なのは時間よりも、睡眠の質です。
・長湯は避けて入浴する
・寝る前のスマホを避ける
・就寝前に水を飲む
この3点を守っておけばひとまず問題ないでしょう。
こちらの記事で『質の高い睡眠をとる方法』について紹介しているので参考にしてください。
まとめ
大会前日の過ごし方についてまとめました。
ただし、ここに書いたのはあくまでも一般的な内容についてです。
個人差もあるので、自分に合った準備方法やリラックスする方法を取り入れてみてください。
自分にとって最適な過ごし方を編み出して、万全の状態で当日を迎えましょう!