みなさんは「マラニック」という言葉を聞いたことがありますか?
聞きなれない言葉で敬遠してしまう方も多いと思いますが、とても気軽にできるランニングの実践方法です。
もちろんランニング初心者の方にもおすすめですよ!
それでは、マラニックについて解説していきます。
マラニックとは?
『マラソン』と『ピクニック』を合わせた造語です。
つまり、順位やタイムを気にせず、ピクニック気分で走ります。
『ピクニック』の要素があるので歩いても良いし、途中でご飯を食べてもOK。
ハードなマラニックがしたければ丸1日走り回ってもいいですし、
1km先のアイス屋さんに走って行き、アイスクリームを食べてまた走って帰ってくるなんてのも立派なマラニック。
人それぞれ自由な楽しみ方ができます。
手軽に長い時間運動できるので、特にランニング初心者やダイエット目的の方におすすめです。
マラニックのやり方
マラニックのやり方は人それぞれなので一概には言えないのですが、
私のおススメの方法を2つ紹介します。
①目的地を目指す
どこか行きたいところ(目的地)を設定して、そこまで走って行くというものです。
目的地はご飯でも、スイーツでも、温泉でも、友達の家でもOK。
コースに登山を含めて山頂を目指したり、海岸に日の出や日の入を見に行くなんてのも面白いですね。
帰りも走ってもいいですし、電車に乗って帰ってきてもいいでしょう。
慣れてくるとあまり気にならなくなりますが、
初めての方はジャージで入りやすそうなお店を選ぶと良いかもしれませんね。
②観光地を巡る
走る場所を特定の地域に絞って、その地域の観光地を巡るものです。
例えば、たくさんのお寺や神社がある地域ありますよね?
バスや電車で移動しなきゃいけない観光も、マラニックなら軽々できちゃいます!
都内だとちょっと距離が長くて大変ですが、「山手線一周マラニック」が定番ですね。
他にも、地域の偉人の足跡を巡るなんてのもいいと思います。
普段は車に乗っていて気付かないようなところも、自分の足で走ってみると新発見があるかも・・・!?
マラニック大会とは
ランネットなどで検索すると、たくさんの大会やイベントが出てきます。
基本的にマラニックは順位を争うものではないので、
大会というよりも参加者同士で交流しながら目的地を目指すようなイベントをイメージして頂いた方がいいと思います。
距離も5~10km程度からフルマラソンを超える距離までたくさんあるので、それぞれの体力に応じて選ぶことができます。
※2018年に大会が終了してしまいましたが、萩往還マラニックという有名な大会では250kmの部門がありました。
どの大会も参加者同士や地域の人々との交流や文化に触れることに重点を置いており、普通のマラソン大会よりも特色のある大会が多いと思います!
マラニックに必要なもの
基本的にはランニング用のリュック・ポーチなどに必要なものを入れて走ることになります。
リュックの大きさはマラニックの目的や着替えの有無や季節によっても変わってきますが、
18L程度の容量があればある程度柔軟に対応できるのではないかと思います。
必要な持ち物
・ランニング用リュック
・水分
・補給食
・お金
・防寒着
・着替え
・お風呂セット(温泉等に入るなら)
ランニングステーションや駅のコインロッカーに大きな荷物は預けて身軽に走ると快適ですね。
マラニックにおすすめのコース
山手線一周
ルートにもよりますが、一周約40km。
都内のマラニック・ロングジョグの定番コースだと思います。
(時期によっては、東京駅前の広場が早朝から山手線沿いを走るランナーだらけになります。笑)
皇居周辺のランステを利用するとロッカーとシャワーが使えて便利です。
また、走力に応じて半周にしたり、スカイツリー方面に足を延ばしてみたり、色々とアレンジが可能です。
何よりも良いのはいつでも途中リタイアして電車に乗れること。
走力バラバラの仲間と一緒に走っていたり、故障気味のときにも安心ですね。
また、途中の寄り道ポイントも無限にあるのも嬉しいポイントです。
峠走
走力向上を狙って走る方におすすめなのがこちら。
ツラい登りが終わると、最高の景色が待っています。
峠走についてはこちらの記事をご覧ください
まとめ
マラニックは初心者におすすめのランニングの実施方法です。
体力次第ですが、慣れてくると相当色々な場所を巡れるようになりますよ。
ぜひ仲間を誘ってチャレンジしてみてください!